『教養講座三浦修道院見学』 kyoyou-1

平成28428日、三浦海岸にある三浦修道院を訪ねた。

当日は朝から強い雨の中、22名の参加があった。

バスを降りて少し坂を登って行くと、小高い丘に和風木造建築の建物が

見えてきた。付近はキャベツ畑が広がり、緑に囲まれた建物は一見

修道院とは思えなかった。

シスターの永沢さんが出迎えて下さり、予定の10時より早く見学を

させていただくことができた。

土間のある玄関から入って、長い廊下を通り聖堂に案内された。

聖堂は畳敷きで祭壇の後ろの窓からは金田湾の碧い海が見えた。

聖堂のキリストの前でシスターのお話があった。

この修道院は国内24か所の候補地を探して、神奈川県教職員組合の

保養所であった地に2005年に建てられた。

現在6人のシスターたちが共同生活をして、環境が破壊されている状況を

憂い環境問題に取り組んでいる。建物はできる限り国産の木材を使って

建てられた。

生活は太陽光発電、温水器、雨水、バイオマスペレットを使い

地産地消、旬産旬消を心がけているので、栄養のあるもの、安いものを

食べることができる。完全な自給自足ではないが、裏の広い畑に野菜が

植えてあり果樹園もあった。

暖房はバイオマスペレットを燃料にしている。二酸化炭素の排出が少なく、

灰は土に返る。暖房は外部と内部の温度差を少なくし、冬は部屋でも

厚着をしている。夏の冷房はないが、木造建築なので風が通り抜けて

涼しいとのこと。雨水をためてお手洗いと畑に使っている。

孤立した生活ではなく、近隣の方々とも交流があり、男性の姿も見かけた。

お話をしていただいたシスターの表情はすみきっており心の豊かさを感じた。

小さな取組みであるが環境に優しい生き方を実践している。

環境問題については関心があったので、今回のお話で便利さに流された

日常生活や食生活を見直す機会となった。



 



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